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フランス アールヌーヴォー期 銀無垢 ティースプーン2本セット 【Louis Coignet銀工房】

商品説明
当出品は全て発送前に清掃及び磨き上げをしております。
また発送に使用するダンボールや梱包材は全て新品のものを使用しております。

ご覧いただきありがとうございます。
こちらのお品はフランス 銀工房による銀無垢製のティースプーン2本セットとなります。

【本品について】

銀工房はLouis Coignetとなり1889年から1928年まで活躍した老舗銀工房です。
工房自体はLouisの親であるCharles-Alfred Coignetが1865年に開業し(Coignet & Cie)、後の1889年にLouisが自身の刻印を登録しLouis Coignetと名を変えました。

日本ではあまり馴染みのない銀工房ですが、フランスではPuiforcatやodiotに次ぐメジャーな銀工房となります。

貴族や王室ご用達としてアールヌーボー期を中心に数多くの作品を残しており、1905年のリエージュ万国博覧会では銀賞を受賞しています。

本品は19世紀から20世紀初頭のアール・ヌーヴォー時代のお品となり、象徴であるアカンサスなどの草花を象徴とした装飾やハンドルにはスパイラル状の加工が施された作品です。

材質はセカンドミネルヴァというシルバー800製となり全体的に軽量な仕上がりとなっております。

ボウル部にはセカンドミネルヴァ (シルバー800を保証する刻印)とLouis Coignet銀工房のホールマークが刻まれております。

【ミネルヴァマークについて】

ミネルヴァマークにはシルバー純度95%(シルバー950)を表すファーストミネルヴァとシルバー純度80%(シルバー800)を表すセカンドミネルヴァがございます。
どちらのマークもフランスの1838年以降から1973年まで使用され、ファーストミネルヴァは八角形に横を向く兵士と「1」の数字、セカンドミネルヴァは樽型に横を向く兵士と「2」の数字が特徴です。

1973年以降はシルバー純度が92.5%(スターリングシルバー)となり、「1」のマークからアルファベットに変更されました。
その為、シルバー純度95%のファーストミネルヴァは現在残されたお品のみとなります。

同じように材質を表す刻印にミネルヴァマークではなくイノシシ頭の刻印が使われている場合もございます。
イノシシ頭の刻印は主に小さな銀器類に使用されており材質はシルバー950からシルバー800までを表しております。

【サイズ・重量】

・全長 13.9センチ

・重量 1本あたり13グラム前後

【コンディション】

未使用のまま保管されていた美品となります。
良品ですが100年以上昔のアンティーク品となりますのでご理解の上入札お願いいたします。

その他にもフランスを中心に多数のアンティーク品を出品しております。
大変希少なお品を揃えておりますので宜しければ合わせてご覧下さい。

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当出品はアンティーク品が主となり装飾用として出品させて頂いております。
ご理解のないまま落札される方もおりますのでアンティーク品である事とお品の価値をご判断頂き入札お願い致します。